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スミマセン。
なんだかこのごろ謝ってばかりですが、先日見た映画試写会で勢い余って捏造妄想してしまったので、自己満足のためにいきなり長編連載することにしました。
ぼかろ家はどうしたという突っ込みは甘んじて受けます。

というわけで、今回の話はWパロ?です。
金○氏主演『死/神/の/精/度』をボカロでパロります。
Wパロ系が苦手な方はサラリとスルーして下さいませ。
ちなみに題名は(仮)です。
思いつかなかったので直球にしてみた。
そのうちさり気なく変わる可能盛大。

【設定】
カイト=死神。人間の寿命を判定する存在。人間の世界に来ると必ず雨が降る雨男。アイスと歌を愛している。

メイコ=死神。カイトのよき話し相手でお酒が好き。カイトは「めーちゃん」と呼ぶ。

ミク=死神。カイトを兄と呼んでいるが、血縁関係は無い。

レン・リン=死神のサポート的役割を持つ。常に二人一緒。外見は子供だが、実際は…



主役はやっぱり兄さんです。はははははは。
ただの黒スーツじゃつまんないので、死神バージョンの兄さんは黒ロングベスト&棒タイ&アームバンドっつー設定があったり(笑)
趣味丸出しサーセン。


とりあえず序章です。

ダブルパロ設定どんと来いという方のみ続きをどうぞ~

 僕は、青空を見たことが無い。

 僕が仕事をもらう時、人間の世界はいつも雨だからだ。

 めーちゃんが言うには『僕の髪みたいな青』らしいけれど、僕にとっての空はいつもどんよりとした鈍色だから、そういわれてもイマイチ想像が付かない。




 
 いつか僕も、本当の空の色を目にする日がくるのだろうか―――










           ソラノオト~Introductory chapter~











 普段、僕がいる世界の風景はとても曖昧で、形が無い。

 人間が空想で描いた『あの世』みたいなものは何も無く、上と下はあるけれど、空間は無限に広がっていて、人間の世界のようにゴチャゴチャしていない。
 よく言えばスッキリとした、悪くいえば何も無い場所。
 好奇心旺盛なめーちゃんはこの場所がお気に召さないらしく、いつも『ココはつまらーん!早く仕事寄越せー!!』って誰にでもなく怒鳴っているけれど、僕はその空間が好きでも嫌いでもなかった。

 というより、好む好まざるを別として、ココが僕にとっての本当の居場所だからだ。

 生まれた時からこの姿でココに居て、ココと人間界を行き来する。
 どこまでも続く真っ白な世界。


 そんな、無限に広がる白い海を渡る、一本の橋。

 曖昧な世界で唯一存在を主張する、細く長い橋。


 果てがあるのかどうかはわからない。
 とりあえず、この仕事を始めてからずっとこの橋を渡り歩いているけれど、果てに辿り着いた事がないのだ。
 めーちゃんにも、僕を兄と呼んでくれるミクにも、他の死神仲間にも訊いてみたけれど、返事は否だった。
 仕事の案内でやってきたリンとレンにも駄目元で訊いてみたけど、二人は顔を見合わせ、しばらく考えるようなそぶりを見せてから、ニッコリと瓜二つな笑顔を浮かべて『自分で確かめてみなよ、お兄ちゃん♪』と言われてしまった。
 どうやら彼らだけは僕の求める答えを持っているけれど、教えてくれるつもりは無いらしい。
 外見はともかく、僕よりもずっと長い年月を過ごしてきた二人に『お兄ちゃん』と呼ばれるのはかなり複雑だったけれど、後が怖いから何も言わない。この二人を本当に怒らせたら、一体どんな報復を受けるかわかったモンじゃないからだ。

 サポートは死神を統べる存在であり、ある意味絶対の存在。
 姿形は僕達と相違無くても、実際には僕達とも、もちろん人間とも違う。
 むしろ姿形は自由に変化させることが可能で、サポートは皆それぞれ好きな形をとっている。
 リンとレンが僕の前に現れるたびにこの子供の姿なのは、単に彼らが一番気に入っているからに過ぎないのだ。




 なんだか話が長くなってしまったが、僕はそんな曖昧な世界で、曖昧な存在と、終わることの無い時を過ごしている。
 僕ら『死神』と呼ばれる存在には、生も死も無い。
 いつの間にか存在して、いつの間にか仕事を与えられ、ただ黙々と仕事をこなしてココに戻り、仕事が来るまで時間を持て余す毎日。
 めーちゃんやミクが傍に居る時は良いけれど、一人ココに戻された時はほんの少しだけ、人間の世界が恋しくなる。
 何も無い、無音の空間は少し苦しい。
 ココは僕にとって落ち着く場所だけど、なんだか落ち着かない。




 そんな時、無性に欲しくなるのだ。


 この場所には無いモノ。

人間の世界には溢れている、人類が生み出した中で最も素晴らしいモノ。






  
 ―――音楽(music)が……






カイトの一人称が『僕』なのはワザと。
『俺』だとなんかしっくり来なかったんで。




















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